壁の中の隠蔽配管はどうする?太さも違う 京都・滋賀のエアコン工事 075-712-7336 〒606-8241 京都市左京区田中西高原町24 受付 7:00~23:00 予約工事 24時間定休日 8/11-8/15, 12/30-1/3
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今回は壁の中に埋め込まれた隠ぺい(隠蔽)配管についてです。エアコンを交換するとき、天井裏の隠ぺい(隠蔽)配管は自由に動きますが、壁の中は抜き差しできません。

先に隠ぺい配管を再利用した例を紹介します。
図にするとこのようになります。
天井のマルチエアコンの2台の交換ですが、配管は天井裏から壁の中を2.5mくらい通って外壁の下のほうから出て室外機につながっています。壁の中の配管は動きません。通常は天井裏から外壁に穴を開けて新しい配管を通しますが、このお客様は古い配管を再利用してほしいというご要望でした。(注1)
よくあることですが、古い配管は直径が太くそのまま使えません。新しいエアコン用の細い配管につなぎなおしました。Luxyでは溶接(ろう付け)することが多いですが、今回はユニオンでつなぎました。古い配管を溶接(ろう付け)すると配管内部の汚れが剥がれるリスクがあり、ユニオンを使うとガス漏れのリスクが2倍になりますのでユニオンのほうが良いと言うわけではありません。一般の住宅の中で作業する場合は、ユニオンのほうが養生の手間が要りません。
溶接(ろう付け)用の異径継手とユニオン(ねじ込み)異径継手
元の配管を使ってほしいという場合、天井に付ける機種は3割くらいの確率で太さが違い元の配管のほうが太い場合がありますので、珍しいことではありません。エアコンの世代(ガスの種類)が違うからです。
エアコン室内機、接続完了。
室内機側も配管径を変えて接続。真空引きも完了。動作は異常なし。
次は、交換と言うより、配管を新設した例です。
壁の中を通している古い配管は、抜けませんのでそのままにして壁に穴を開けて新しい配管を通しました。
次も、外壁の中はそのままに、新しい配管を通した例です。
エアコン交換前の写真です。壁の中を通って配管が壁の下のほうから出ています。
壁に新しい穴を開けて、天井裏に配管を入れます。(古い配管は切り取り)
目標の部屋まで5メートル以上配管を引っ張って取付穴から出します。(天井裏で配管を引っ張るために点検口を2個付けました。)
室内機を付けます。写真は2台のうちの1台、奥の部屋です。
ドレン排水をつなぐ排水管は近くにあり、室外機のほうには行きません。
次は、再利用で、配管を継ぎ足した例です。
家庭用の壁掛けエアコンですが、エアコンの交換のとき、壁の中に埋め込んだ配管が引き出せない。長さが足りなくて溶接(ろう付け)で継ぎ足しました。室内機の裏側は狭いのでユニオンでつないで曲げるとガス漏れの恐れがあります。その前に入りません。こういう場所ではバーナーではなく大きな半田ごてを使います。こちらも古い配管を再利用してほしいというご要望でした。(注1)
同径の継手 銅管用の部品は種類が豊富です。
(注1)古い配管を再利用すると配管内にゴミが発生するリスクが高くなります。確率は低いですが、室内機の中の膨張弁にゴミが引っ掛かるとエアコンの冷房能力が低下します。ガスが細かくきれいに放射しない、自動車で言えばインジェクターの詰まりのような現象です。このリスクを承知の上で再利用を要望される場合は可能です。(予算的に可能でああれば、交換をお勧めしています。)
新しい配管なら大丈夫かと言うとそうではありません。中にホコリが入らないように注意が必要です。
なぜ壁の中にエアコンの配管を埋め込むのでしょうか?
新築やリフォームで壁をまだ貼っていな状態では配管を垂らしておけば大工さんが壁を貼ってくれるので工事が簡単です。エアコンだけではありませんが、最近の家のほうが埋込は少なく必要により点検口を付けることがが多いようです。時代によって変わる流行かも知れません。しかし今でも電気工事は配線を垂らしておけば大工さんが壁を貼ってくれます。
天井裏に配管を通すことは取付も交換も簡単ですが、Luxyでは壁の中(内壁と外壁の間)を通すことはお勧めしません。
ちなみに、エアコンの配管は次のような太さがあり、機種によって指定の太さが違います。同じ呼び方でも水道の銅管のほうが太いです。
配管は交換しなくていいけど、保温材(断熱材)が剥がれているのが気になると言う場合は、『エアコンの配管 保温材(断熱材)の交換』で方法を紹介しています。
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