ブレーカーが落ちる 漏電?ショート? 京都・滋賀の安心修理サービス 075-712-7336 〒606-8241 京都市左京区田中西高原町24 受付 7:00~23:00 予約工事 24時間定休日 8/11-8/15, 12/30-1/3
電気のブレーカーに関する問題はいくつかありますが、今回はブレーカーが落ちる現象について書いてみます。
よくある配線パターンのよくある故障パターンを書きますので個々の事情と違うかも知れませんが、
1. 親ブレーカーだけ落ちる
2. 子ブレーカーだけ落ちる
3. 両方落ちる
1. 子ブレーカー(個別ブレーカー)は落ちないのに親ブレーカー(メインブレーカー)だけ落ちるという場合、その親ブレーカーは漏電ブレーカーになっているはずです。
親ブレーカーが落ちた場合、子ブレーカーを全部落としてから親ブレーカーを上げて、子ブレーカーひとつずつ上げていけば、どの子の回路か分かります。(そうしてる間に漏電が無くなれば分からなくなります。)
機器として疑いやすいのは洗濯機などアース線が付いているものですね。給湯器や食洗機も可能性があります。しかし全ての機器とコンセントまで外しても治らないことがあります。原因は天井裏や壁の中、または漏電ブレーカー自体の故障です。
2. 子ブレーカーだけ落ちるのは電流が多すぎるからで、その原因は使い過ぎ、ショート、短絡です。コンセントにつなぐ機器は定格が表示されています。定格は通常使用での最大値のことで100Vなら定格1000Wと定格10Aは同じです。子ブレーカーが20Aなら同時に使う機器の合計が20A未満でなければなりません。よくあるのはキッチンでケトルと炊飯器を同時に使って20Aを超えている場合があります。
もし20A未満でも落ちるなら、落ちた子ブレーカーにつながっている機器を全てコンセントか抜いてみます。必要なら天井照明の電線も外します。ショート、短絡は機器の中で起きることも天井裏や壁の中で起きることもあります。
多くは無いですがブレーカーが落ちずに電気が流れなくなる故障もあります。
写真は内部の抵抗値が上がった例です。(正確な抵抗値はテスターではなく電圧降下法で測ります。)
次は少し焼損しています。原因はブレーカーをつなぐ分電盤の端子が異常発熱したため。端子自体または端子を固定したネジの抵抗値によるものです。
3. 両方落ちるのは1と2が同時に起きている可能性があります。金属のねじや建材が電線に食い込んでいる可能性があります。
機器を外しても治らないときは、ブレーカーやコンセントにテスターをつないでいろいろ可能性をテストして、配線を修理するか新しい配線をつけるかです。
1、2、3 いずれの場合も
ブレーカー自体の故障も有ります。絶縁抵抗や電流値などテストしておかしければブレーカーを新しいものと交換します。
漏電ブレーカーが落ちる現象は自然に治ってまた再発する場合があります。パッシェンの法則と言いますが、漏電やショートしている部分はミクロン単位の距離の変化で電気が流れたり流れなかったりしますので、気温の変化によって電線や建材などが膨張収縮すると状態が変わります。水が乾けば治ることもあります。治っている間は測定しても問題が見つかりません。
ところで、ご存知かも知れませんが漏電とショート(短絡)は違う現象です。漏電は地面との間の電流です。例えば、ガス管を通して地面に電気が流れると漏電です。ショートは2線間の電流です。
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