乾太くんの設置　壁の穴あけ　京都・滋賀の安心設備サービス

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施工事例ガス乾燥機　浴室・脱衣室　暖房配管　配線（空気・水・ガス・電気・通信）

2019/10/05 乾太くんの設置　壁の穴あけ　京都・滋賀の安心設備サービス

ガス衣類乾燥機の乾太くんをご存知でしょうか？

乾太くんを設置するには通常、配管のために壁に穴を開ける必要があります。どこに穴を開ければ良いか、というのが最大の課題です。

穴を開けてしまってから配管が通せなかったら修理が大変です。また建物の耐震性に影響があるものに穴を開けてはいけません。新築やリフォームの途中で壁をまだ貼っていないときは簡単です。

乾太くんの場合は直径110ｍｍくらいの排湿配管と30ｍｍくらいのガス配管の穴が必要です。

はじめに磁気センサーや長い針のようなもので壁の中を探ります。次に写真のように小さい穴を開けて内視カメラで見ます。しかし断熱材しか見えないことも多く、穴に細長い棒を入れて中を探ります。コンセントのカバーなどを外して中の様子が分かれば位置を決めやすいです。

穴を開ける場所が決まれば、あとは穴あけ工具と説明書のとおり決まった仕事を丁寧にします。

外側は防雨フードを付けてシリコンで防水します。台風や雨がきつくなってますから気になるところです。

先に室内から内壁用の工具で内壁だけ穴を開けてから、外に出て写真のような工具で外壁に穴を開けます。壁の材質が違うので工具を変えます。また、配管の内側に水滴が付いたとき外に流れるように、外壁の穴の位置を少し5ｍｍ以上低くします。（エアコンの配管や換気扇の配管も同じです。）

排湿口の防雨フード（パイプフード）は、隣の家の窓に近い場合は吹出の位置や方向を変更します。自宅の窓からも排気が入らないように離します。騒音対策のために吹出の位置や方向を変える場合も有ります。別の記事『乾太くんの騒音対策　静音パイプフード』で紹介しています。

雨の吹き付けが心配だから、排湿管にダンパーを付けてほしいというご要望が多いですが標準セットにダンパーが含まれています。写真のように乾太くん本体と排湿管をつなぐ排湿口ガイドの中に黒い樹脂のダンパーが入っています。

２重のダンパーは排気ガスの排出に影響があるといけないのでLuxyでは必要により下向きのフードを付けます。（防虫網など網付の防雨フードは衣類の繊維が付いて排気に影響するので使えません。）

もうひとつの対策は、壁の穴を乾太くん本体の中央より右に開けることによって排湿管を曲げて外からの風圧を緩和します。曲げた後、外に向かって水が流れるよう下り勾配にします。

左上に穴を開けると、排湿管が直線になり最短になり、外からの風圧が強くなりなす。短いので、少し動かすにも排湿管を外す必要がある場合があります。（ご希望でしたら左上に直線で付けます。）

右上の壁に換気扇が有る場合は、換気扇を外して排湿管を通し、代わりに左上に開口して換気扇を付けることができます。

左側の壁しか開口できない場合も下に曲げたほうが雨が入り難くなります。

φ80の細い方の排湿管を使う場合の注意点があります。

内壁の穴径はφ80、外壁はパイプフードを差し込むためφ90の工具で開口するとちょうど良いです。写真は内壁をφ80で開口した場合で、ほとんど隙間がありません。内壁をφ90で開口すると隙間が大きくなります。（φ100の排湿管は内壁がφ105、外壁はφ110です。Luxyでは内外で工具と寸法を変えていますが、内壁も外壁と同じ穴径にしたい場合は、後付け用の排湿管を使うと隙間が少なくなるようです。）

排湿管を曲げるために、乾太くん本体と天井との隙間は30ｃｍくらい必要です。アダプターを使わず排湿管をガイドにさして金属の調整バンドで締め付ければ短く曲げることができます。（写真はφ100）曲げるスペースが無ければ天井に貫通して天井裏で曲げることができます。別の記事『乾太くんの工事　天井裏配管』で紹介しています。

アダプターを使ったとき

他に高さ確認が必要なのは下に洗濯機を置く場合や、壁から洗濯機の水栓が出ている場合ですね。当たらない高さで台を調整します。洗濯機パンを外して床に排水トラップを付ける、洗濯機パンを変更する移動するご依頼も対応しています。

最近は乾太くんを置く棚や台を大工さんに作ってもらったり自分で作る方が増えています。Luxyに制作を注文されることもあります。その場合でも地震対策として滑り止めは必要です。

棚の下からネジで止めています。

天井との間に30cm以上の隙間を取ると台と天井との間は1ｍくらいか、それ以上になります。

もうひとつの方法は、足の無い吊り棚です。厨房やエアコンの工事で50kgくらいの吊りは時々あります。天井から吊っているように見えますが天井裏の梁やコンクリート、上の階の根太から吊っています。石こうボードの壁を補強して棚を付けるより簡単です。

設置場所が外壁から遠いときや、天井下で排湿管を曲げる隙間が無い場合など、天井に開口して天井裏を通して外壁に出す場合もあります。別の記事『乾太くんの工事　天井裏配管』で紹介しています。排湿管とガス・電気は天井裏を通せます。ガス・電気は床下も通せます。

ベランダなど屋外に設置するときは排湿配管が要りません。

別の記事『ベランダの乾太くん』で紹介しています。

リンナイHP　https://rinnai.jp/products/sanitary/laundry_dryer/ldryer_qa

ところで、乾太くんを始めガス機器の購入もLuxyがお得です。ガス機器のことは何でもお問い合せください。

こちらは乾太くん RDT-52SA（デラックス　5ｋｇ）

もう廃版になりましたがゴミフィルターがドラムの中ではなく扉の内側に付いていて掃除しやすい。もうひとつは音が他の機種より少し静かということで人気がありました。

デラックスタイプの新機種はRDT-93（9ｋｇ）とRDT-63（6ｋｇ）です。

こちらは乾太くん RDT-80　

「大きい」ということで人気があります。ドアは設置後でも取り外して左右変更できます。

こちらは乾太くん RDTC-80A　いわゆる業務用です。病院や美容室だけでなく一般のご家庭でも使われています。　

業務用かんたくん乾太くん　8Kg　RDTC-80A　扉ドア　ガス衣類乾燥機　取付工事

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